「BMI」と「ウエスト・身長比(WHtR)」
私たちの健康を簡単に評価する際に、よく使われてきた指標がBMIです。
BMIは「体重(kg)÷身長(m)²」で計算され、WHOの基準では、BMI25以上で「肥満傾向」、30以上で「肥満」と判定されます。
ところが、BMIには大きな弱点があります。
それは、その人の「体脂肪の分布」や「筋肉量」をまったく反映しないことです。
たとえば、筋肉質なスポーツ選手でも“肥満”と判定されることがあり、逆にスリムに見えてもお腹だけぽっこりした“内臓脂肪型肥満”は見逃されやすくなっています。
こうした課題から注目されているのが、「ウエスト・身長比(WHtR)」という新しい指標です。
ウエスト・身長比とは、ウエスト周囲径(cm)を身長(cm)で割るだけの、とてもシンプルな計算方法です。
たとえば身長が160cmでウエストが80cmの人は、WHtRが0.5となります。
この「0.5」という数値は、肥満や心血管リスクの目安として広く用いられている基準です。
WHtRの最大の強みは、性別や年齢、体格の差を気にせず、誰でも自宅で簡単に測れるという点にあります。
また、筋肉質な人や高齢者、子どもでも、体格差を問わず一律の基準で評価できるため、実用性の高い「新しい健康のものさし」として国際的にも注目されています。
今回の研究では、ブラジルの大規模コホート「ELSA-Brasil」に登録された2,721人の成人を対象に、5年以上にわたる追跡調査が実施されました。
参加者はいずれも、研究開始時点で心臓血管疾患の兆候がなく、冠動脈石灰化スコアがゼロという条件を満たしています。
そして研究チームは、各参加者のBMI、ウエスト周囲径、WHtRを測定し、5年後に心臓のCT検査を用いて「冠動脈石灰化(動脈硬化の初期サイン)」を再評価しました。
その間、新たに冠動脈石灰化が発生したかどうかを記録し、どの指標が将来のリスクを最もよく予測できたかを詳細に比較します。
さらに、年齢や性別、喫煙歴、運動習慣、血圧、コレステロール、糖尿病といったあらゆる伝統的なリスク要因を統計的に調整し、「BMI」「ウエスト周囲径」「WHtR」の“本当のリスク予測力”を検証しました。

























![[コロンブス] キレイな状態をキープ 長時間撥水 アメダス 防水・防汚スプレー420mL](https://m.media-amazon.com/images/I/31-OcmTs2LL._SL500_.jpg)
![[WILL CLENS] シューズパウダー 日本製 無香料 シューケアキット 靴 消臭 パウダー (1本)](https://m.media-amazon.com/images/I/41m8Ig2XigL._SL500_.jpg)
![シルバーバック【カンタン!たのしい!水の生きもの砂絵セット】 幼稚園 小学校 入園 入学 お祝い プレゼント 準備 ([バラエティ])](https://m.media-amazon.com/images/I/515gZ4F-QYL._SL500_.jpg)

![[ハミィ] iFace Reflection スマホ 携帯ストラップ シリコン (ペールブルー)【スマホストラップ アイフェイス リング 携帯 iphoneストラップ】](https://m.media-amazon.com/images/I/21LcuCBOMqL._SL500_.jpg)




















