大陸説vs日本説 決着のカギはDNA - ナゾロジー

大陸説vs日本説 決着のカギはDNA
大陸説vs日本説 決着のカギはDNA 図は「アズキがどこから来て、どこで栽培化され、どう広がったか」を描いています。まず左側、ヒマラヤ付近から細い矢印が伸び、野生のヤブツルアズキが自然に中国へ、さらに海を越えて日本へと広がった様子が示されています。次に日本列島の中央部で矢印が太く色を変え、ここが“栽培化の出発点”であることを強調します。そこから今度は逆向きの太い矢印が朝鮮半島を経て中国本土へ戻り、縄文人が育てた栽培アズキが大陸へ持ち込まれた流れを示しています。中国側に達した矢印は途中で枝分かれし、現地の野生アズキと交ざり合う線が絡み合うように描かれていて、この交雑が中国南部の栽培アズキを遺伝的にカラフルにした理由だとわかります。最後に、中国各地に置かれた色とりどりの丸が「日本由来の栽培型」と「現地野生型」のDNAがモザイク状に混じった今のアズキ集団を表しており、地図全体が“行って帰って混ざった”という一連の旅路を示しています/Credit:アズキの栽培化が日本で始まったことをゲノム解析で明らかに

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