脳オルガノイドを「直列接続」 して痛覚を可視化することに成功 - ナゾロジー

脳オルガノイドを「直列接続」 して痛覚を可視化することに成功
脳オルガノイドを「直列接続」 して痛覚を可視化することに成功 dパネルは、hASA(ヒト上行性感覚アッセンブロイド)全体の中で、αβ-メチルATPを刺激として与えた直後に、神経細胞内にカルシウムが流入して発生する蛍光シグナルを捉えた画像です。 この画像では、オルガノイドが組み合わさった全体の配置が見え、各部位が痛み刺激に対して明るく光っている様子から、神経回路全体が一斉に反応していることが直感的にわかります。 一方、FIG4のeパネルは、その反応を時間軸に沿ってグラフ化したもので、各オルガノイド領域でのカルシウムシグナルの上昇やピークを示しています。 ここでは、刺激が与えられた瞬間から各領域で信号が増加し、そしてその後の変化が連続して記録されているため、痛みの信号が末端から中枢に至るまで伝播している様子が示されています/Credit:Ji-il Kim et al . Nature (2025)

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