“ゆらぎ”を電気に変える発想の転換 - ナゾロジー

“ゆらぎ”を電気に変える発想の転換
“ゆらぎ”を電気に変える発想の転換 試作した熱電変換デバイスによる発電実験の模式図です。 昼間(左)と夜間(右)で電解液中の状態が変化し、電極間に電流が流れる仕組みを示しています。 昼(暖かい側)では溶液中に電解質が均一に溶けていますが、夜(冷たい側)になると片方の電極周辺でセミクラスレートハイドレート(青い多面体状の構造)が生成し、溶液中のイオンバランスが変化します。 この変化によって電位差が大きく生じ、電子が回路を流れて電力を取り出すことができます。 温度が再び上がると結晶は溶け、元の状態に戻って次のサイクルが繰り返されます。/Credit:常温付近の小さな温度変化で発電できる新たな電解液・デバイスを創出 ~IoTセンサーの自立駆動用電源などに応用期待~

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