“記憶のハーブ”は本物か? 最新科学が示すローズマリーの潜在力 - ナゾロジー

“記憶のハーブ”は本物か? 最新科学が示すローズマリーの潜在力
“記憶のハーブ”は本物か? 最新科学が示すローズマリーの潜在力 この図では、アルツハイマー病モデルである5xFADマウスにおいて、diAcCA治療が脳内のニューロンおよびシナプスの減少をどのように回復させるかを示しています。 パネルAでは、NeuN抗体による染色画像が示され、健常なWTマウスと5xFADマウス間でのニューロン分布の違いが視覚的に比較されています。 パネルBはNeuNの平均蛍光強度(MFI)のバーグラフで、diAcCA治療により5xFADマウスのニューロン数がほぼ正常なレベルに回復していることを定量的に示しています。 パネルCでは、シナプスを示すマーカーであるSynapsin Iによる染色画像が掲載され、治療後のシナプス構造の改善が明らかになっています。 パネルDはSynapsin Iの蛍光強度を示すバーグラフで、diAcCA投与によりシナプス密度が大幅に向上していることが確認できます。 各グラフの個々のデータ点は、各マウスまたは脳切片から得られた値を示しており、誤差は標準誤差(SEM)として表現されています。 さらに、Student’s t-testによる統計解析が行われ、治療群と対照群の間で有意な差が示されているため、diAcCAの効果が科学的に裏付けられています。 全体としてこの図では、diAcCA治療が5xFADマウスの脳内でニューロンおよびシナプスの回復を促進し、アルツハイマー病の進行を遅らせる可能性を強く示唆していることを明確に伝えています。

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