ペニスの敏感さを科学する

性の話題は、つい「経験談」と「思い込み」だけで語られがちです。
そのため、性器の感覚について語る時もたいていは「ここらへんが敏感」と大雑把な話で終わりです。
しかし私たちの体は、目にしても、耳にしても、感じる場所には予想よりも遥かに “配線の濃淡”があります。
陰茎についても古くから先端の裏側の部分が重要であることが囁かれていました。
俗に言う「裏スジ」という領域を含む部分です。
問題は、それが「なんとなくそう感じる」という話にとどまりやすく、神経の構造としてどれほど特別なのかがはっきりしていなかったことです。
理由のひとつは、男性器の敏感さを科学的に調べるのは、単に感想を聞くだけでは難しいということです。
実際に神経がどのように張り巡らされ、センサーがどこに密集しているかを調べるには、顕微鏡を使った細かい組織学的な研究が必要だからです。
これまではそうした研究が十分ではなく、一般的な説明では単純に「亀頭が敏感である」と大づかみに扱われがちでした。
また敏感な部位には一般に神経が高密度に存在しますが、大人の体だけみても「どんなプロセスで神経が集まるのか」がわからない点でした。
大人の体はある意味で完成されており「特定の部分に神経が集まった」という結果は知ることができますが、その前段階の「いつごろ、なぜ、どうやって?」という問いに答えるのは難しいからです。
もしその偏りが本当にあるなら、それは大人になって急にできたのではなく、もっと早い段階、たとえば胎児のころの発育の時期から、神経がそこに向かって集中するような設計になっている可能性も考えられます。
そこで今回研究チームは、胎児期の標本から成人標本まで、男性器の神経の伸び方や集まり方を顕微鏡を使って詳細に観察して敏感と言われている部分の正体に迫ることにしました。
「男性版Gスポット」のような場所は顕微鏡レベルでも存在したのでしょうか?



























![よーく聞いてね!3つのヒントで学ぶ!どうぶつカード ([バラエティ])](https://m.media-amazon.com/images/I/51zT3OcliFL._SL500_.jpg)






















