コバンザメは、マンタの体の“中”に隠れていた
コバンザメは、まるで海のタクシーを使うように大型動物へくっついて暮らします。
背びれが変化した吸盤を使い、宿主の体にぴたりと張りつくことで、自分で泳ぐエネルギーを節約できます。
さらに、宿主の食べ残しや皮膚についた寄生虫を食べることもあるため、これまでは「宿主にも利益を与える掃除係」と見なされることがありました。
しかし今回、研究チームが2010年から2025年までの水中映像や写真を調べたところ、コバンザメの一種(Remora remora)がマンタの総排泄孔へ潜り込む様子が7例確認されました。
さらに、エラの部分に付着する行動も1例記録されています。
総排泄孔とは、排泄物を出すだけでなく、生殖にも関わる開口部です。
人間で言う「肛門」と完全に同じ構造ではありませんが、一般向けに言えば、マンタの体の後ろ側にある非常にデリケートな場所です。
観察例の中には、コバンザメが奥深くまで入り込み、外からは尾だけが見えているものもありました。
別の例では、体の半分ほどが外にはみ出した状態で、マンタの総排泄孔に入り込んでいました。
しかもこの行動は、フロリダやモルディブ、モザンビークなど複数の海域で確認され、現在知られている3種のマンタすべてで見つかっています。
また、成体だけでなく幼体でも観察されました。
つまりこれは、たまたま1匹のコバンザメが変わった行動をしたというより、非常にまれにしか見つからないものの、広い範囲で起きている可能性のある行動なのです。


























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