他種の巣の女王アリを殺して、子育てをさせる
キノムラヤドリムネボソアリは、在野アリ学者である木野村恭一氏が40年以上前に岐阜県の里山で発見したアリです。
学名も木野村氏に由来しています。
キノムラヤドリムネボソアリは女王様しかいませんから、単独で巣を作り、子育てを行うことができません。
その代わりに取る行動は、かなり過激です。
このアリの女王は、別種のアリ(ハヤシムネボソアリ)の巣に侵入し、最初にその巣の女王を殺してしまいます。
そして、女王を失った巣に残された働きアリたちに、自分の子ども(幼い女王アリ)を育てさせるのです。
つまりこのアリは、
他種の社会を乗っ取り、子育てを丸ごと任せる「社会寄生」
という戦略をとっていたのです。
このような寄生的な生活をするアリは他にも知られていますが、通常は自分たちの働きアリを一部持っています。
しかし本種は違います。
・自分の種の働きアリを完全に持たない
・子育て機能を100%他種に依存する
という、極端な形にまで進化しているのです。





























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