類人猿ゲノムに新DNA構造を発見の画像 2/4 - ナゾロジー

類人猿ゲノムに新DNA構造を発見の画像 2/4
類人猿ゲノムに新DNA構造を発見の画像 2/4 この図は染色体のある一画を横に切り取り「どこにどれだけ“折れ曲がるDNA(非B型DNA)”が潜んでいるか」を一目で示した地図です。下段の帯は染色体の実体を表し、濃い色になっている部分は T2T 技術で新たに解読された“空白の8%”を指しています。その上に描かれた青赤の二重らせんは通常のDNAで、ところどころにフォーク形や丸い結び目、ヘアピン状のアイコンが差し込まれており、これらが左巻きZ-DNAやG4(四本鎖構造)、ヘアピンなどの非B型DNAを象徴しています。さらに最上段の緑色の折れ線グラフは「非B型DNAの密度」を示しており、テロメア側のリピート領域、染色体の要石であるセントロメア、遺伝子スイッチのエンハンサー、複製のスタート地点、転写の出発点プロモーターなど、機能的に重要なエリアでピークが高くなることが見て取れます。/Credit:Non-canonical DNA in human and other ape telomere-to-telomere genomes

生物学のニュースbiology news

もっと見る

役立つ科学情報

注目の科学ニュースpick up !!