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本物そっくりに泳ぐロボット・アロワナ。※イメージ / Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
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超リアルな「ロボット・アロワナ」が、お世話不要の高級魚水槽を実現【動画あり】

2026.04.30 06:30:13 Thursday

高級魚アロワナは、その優雅な姿から「水中のドラゴン」と形容したくなるほど、観賞魚として強い存在感を放ちます。

しかし実際に飼うとなると、生き餌の準備や水質管理、大型水槽の維持など、想像以上の手間と責任がのしかかります。

ではもし、その“理想の魚”を、世話も命の負担もなく楽しめるとしたらどうでしょうか。

中国の企業FullDepthが開発したロボット魚は、まさにその問いに真正面から答える存在です。

そしてこの技術は、単なるインテリアを超えて、「動物を飼う」という行為そのものを見直すきっかけになるかもしれません。

Amazingly lifelike robofish is made for maintenance-free aquariums https://newatlas.com/robotics/bionic-arowana-robotic-fish/ Intelligent Soft-Bodied Bionic Arowana https://www.fulldepthrov.com/Intelligent-Soft-Bodied-Bionic-Arowana-pd583183838.html

お世話を必要としない「ロボット・アロワナ」

アロワナは、南アメリカやオーストラリア、東南アジアに生息する淡魚です。

最大で約1.2メートルにも成長し、その美しさから観賞魚として高い人気を誇ります。

しかし飼育は簡単ではありません。

生きた餌が必要であることに加え、水質を厳密に維持しなければならず、さらに大型の水槽も不可欠です。

こうした条件から、アロワナは“憧れはあっても気軽には飼えない魚”といえます。

この課題に対して登場したのが、FullDepthが開発した「インテリジェント・ソフトボディ・バイオニック・アロワナ」です。

このロボットは全長約69センチ、高さ約20センチ、重量約3.8キログラムと、水槽内で存在感を放つサイズを持ちながら、本物のアロワナの動きを再現することを目的に設計されています。

最大の特徴は、その泳ぎの自然さにあります。

一般的な水中ロボットはプロペラで進むものが多いのに対し、このロボットは柔らかい胴体を動かし、魚が泳ぐような推進を目指しています。

さらにFullDepth社によれば、このロボットは魚の泳ぎを生み出す体の動かし方をモデル化し、そこに人工知能(AI)による制御を組み合わせています。

そのため、ただ尾びれを左右に振るだけでなく、姿勢を細かく保ちながら、アロワナらしいゆったりした泳ぎを再現できるとされています。

性能面でも、最高速度は約1.9km/h、リチウム電池による連続稼働時間は最大約12時間とされています。

見た目だけでなく、1回の充電で長く泳げる点も、水槽内で眺める観賞用途には重要です。

つまりこのロボットは、単なる模型ではなく、アロワナという生き物の「動きのらしさ」を再現することを目指した存在なのです。

では、このロボットはどれほど本物に近いのでしょうか。(次項で動画が確認できます)

次ページロボットが「飼う体験」を問う

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