脳が「私は嫌われている」と思わせるしくみ
誰かと会話をするとき、私たちの脳は、相手の表情や声の調子、返事の間、視線の動きなど、さまざまな情報を処理します。
ところが会話が終わったあと、頭に残りやすいのは、うまく話せた場面よりも、失敗したように感じた場面です。
「相手の話を途中で遮ってしまった」
「自分の話ばかりしてしまった」
「あの冗談はスベっていたかも」
このように、脳には、自分がミスした可能性のある部分ばかりを繰り返し分析する癖があります。
一方で、相手が笑ってくれたこと、会話を続けようとしてくれたことなど、好意を示す手がかりは軽視されがちです。
心理学者のデボラ・セラニ氏によると、人と交流しているときの脳は、自分が正しくできたことよりも、間違ったと感じることに注意を向けやすいといいます。
その結果、現実とは釣り合わないほど厳しい自己批判、すなわち「好意のギャップ」が生まれるのです。






























