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実際は好かれてるのに「私、嫌われてる」と思い込む人の心理特徴 (2/3)

2026.07.29 07:00:34 Wednesday

前ページ脳が「私は嫌われている」と思わせるしくみ

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「好意のギャップ」が生じる4つの心理要因

好意のギャップが生まれる背景には、いくつかの心理的要因があります。

1つ目:子ども時代に身につけた思い込み

幼いころ、家庭内で自分の感情や弱さを安心して見せられなかった人は、「本当の自分を知られたら拒絶される」という考えを持つことがあります。

外では自信があり、落ち着いていて、問題のない人物として振る舞っていても、心の奥では「これは作られた自分にすぎない」と感じています。

そのため、誰かが好意を示してくれても、「相手が好きなのは表面的な自分だけだ」と考えてしまいます。

この場合、嫌われることへの恐れは、目の前にいる相手の実際の態度から生まれているわけではありません。

過去の経験を通じて内面化された、「本当の自分は受け入れられない」という思い込みが影響しているのです。

2つ目:自分への「否定的な感情」を相手にも投影する

心理学における投影とは、自分の内側にある考えや感情を、相手も抱いているものとして捉えることです。

たとえば、自分自身のことを好きになれない人は、「他人も自分を好きになるはずがない」と考えやすくなります。

本当は自分が自分に向けている否定的な評価を、相手から向けられている評価として受け取ってしまうのです。

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3つ目:「自尊心の低さ」と「自己批判の強さ」

自尊心が低いと、相手の何気ない反応も否定的に解釈しやすくなります。

メッセージの返信が遅れただけで、「嫌われたのかも」と感じたり、相手が疲れて口数が少ないだけなのに、「自分と話したくないのだ」と判断したりします。

また、人は自分に対して、他人よりも厳しい基準を設ける傾向があります。

他人の遅刻や言い間違いは許せるのに、自分が同じ失敗をすると、「こんなことをする自分は駄目だ」と強く責めてしまいます。

この二重基準によって自己評価が低下すると、「自分は好かれるような人間ではない」という認識がさらに強くなります。

4つ目:社交不安

社交不安が強い人は、他人からどのように評価されるかを過度に心配します。

会話が終わってから何時間も、場合によっては何日も、その場面を頭の中で再生することがあります。

相手の発言や表情を何度も思い返し、自分が失敗した証拠を探し続けるのです。

また、「私のことを嫌いになっていない?」「さっきの言い方は変ではなかった?」と、友人や家族に繰り返し確認する場合もあります。

安心させてもらえば、一時的には不安が和らぎます。

しかし、その安心感は長続きしにくいため、再び確認したくなり、他人の評価への依存が強まってしまいます。

「嫌われてる」思い込みは、本当に人を遠ざける

相手から嫌われていると思いながら人と接すると、自然に振る舞うことが難しくなります。

嫌われないように発言を控えたり、必要以上に相手の顔色をうかがったり、自分の本音を隠したりするようになるからです。

本当は親しくなりたいと思っていても、傷つくことを避けるため、自分から距離を取ることもあります。

相手から誘われても、「本当は迷惑なのではないか」と考えて断ったり、連絡したいと思っても、「嫌がられるかもしれない」と考えて諦めたりします。

こうした行動が続けば、相手は「自分と関わりたくないのだろう」と受け取ってしまう可能性があります。

そして、実際に交流の回数が減ってしまいます。

すると本人は、その結果を見て「やはり私は嫌われていた」と考えます。

最初は事実ではなかった思い込みが、その思い込みに基づく行動によって、あたかも現実になったように見えてしまうのです。

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