トイレの水を流すと菌が「息をする高さ」まで舞い上がると判明
トイレの水を流すと菌が「息をする高さ」まで舞い上がると判明 / ※画像はイメージです。Credit: Generated by Codex (gpt-image), ナゾロジー編集部
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トイレの水を流すと菌が「息をする高さ」まで舞い上がると判明

2026.09.14 11:25:02 Monday

用を足したあと、レバーを押して振り返る。その数秒間のことです。

便器には細菌やウイルスが残りやすく、手を洗う理由はそこにあります。

ただ、手だけ洗えば足りるとは限りません。

フリンダース大学の研究チームは、トイレを流すとエアロゾル(空気中を漂う細かい粒)が立ち上り、大人が呼吸する高さまで届く場合があると報告しました。

新しい実験ではなく、これまでに行われた22の研究を集めて整理した系統的レビューです。

飛沫の柱は主に水ですが、細菌やウイルスといった生き物由来の粒子も混じります。

大人の呼吸する高さに達し、そこで20秒ほど残る場合があります。

では、何が飛沫の量を決めているのか。

研究内容の詳細は2026年8月2日に『The Science of The Total Environment』にて発表されました

Flushing a Toilet Can Blast Germs Up to Your Breathing Zone, Study Finds (ScienceAlert) https://www.sciencealert.com/flushing-a-toilet-can-blast-germs-up-to-your-breathing-zone-study-finds Aerosol and bioaerosol generation from toilet flushing: A systematic review and risk factor analysis https://doi.org/10.1016/j.scitotenv.2026.182111 Aerosol generation in public restrooms https://doi.org/10.1063/5.0040310
Aerosol and bioaerosol generation from toilet flushing: A systematic review and risk factor analysis https://doi.org/10.1016/j.scitotenv.2026.182111

増やすのは「便器の汚れ」と「水の量」

増やすのは「便器の汚れ」と「水の量」
増やすのは「便器の汚れ」と「水の量」 / ※画像はイメージです。Credit: Generated by Codex (gpt-image), ナゾロジー編集部

研究チームが22の研究を並べると、条件や測り方の違いでエアロゾルの量は大きくばらついていました。

それでも一貫していたのは、便器の中の微生物が多いほど、そして流す水の量が多いほど、飛ぶ量も増えるという傾向です。

微生物の出どころは、使った時の汚れと、流す水そのものの両方。

集めた研究には、わざと微生物や蛍光の粒子を便器に入れて測ったものと、ふだんに近い条件で測ったものが混ざっています。

粒子は便座に近いほど多く検出されました。

水圧、ふたの開け閉め、換気については、単独の効果を示す証拠が少なく一貫していませんでした。

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