“生命センサー”としての可能性 - ナゾロジー

“生命センサー”としての可能性
“生命センサー”としての可能性 観葉植物ウチワゴムの葉を先端付近で軽く切り裂き「ケガ」をさせました。こうすると葉は傷を修復しようとして活性酸素を出し、その副産物として超弱い光が生まれます。傷つけた直後から 1 時間露光の写真を 16 回(16 時間連続) 撮り、どのくらい光るかを追跡したものです。写真の配置でいうと 左上の葉はアルコール消毒液、中央の葉は過酸化水素(強いオキシドール)、下の葉は局所麻酔薬ベンゾカインのジェルを塗布し、右端の葉だけは何も塗らず「ケガだけ」の状態で光り方の基準(コントロール)としました。つまり 図 は「同じ傷を負った葉でも、アルコール・オキシドール・麻酔薬によって“傷口で発生する光”の強さと持続時間がどう変わるか」を16 時間ぶん並べて見比べる写真――というわけです。/Credit:V. Salari et al . The Journal of Physical Chemistry Letters (2025)

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