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最もヤバい生物学ニューストップ7

今回は2023年に発表された生物学研究の中で特に興味深いものを独断と偏見と反響をもとにランキング形式で紹介したいと思います。まずは「脳がないのに学習するクラゲ」からです！

太陽を追ってたわけじゃない!?ヒマワリは時間と日陰に反応している可能性

ヒマワリは光を追いかけて太陽の方を向くと考えられていますが、米UCは遺伝子活性などを調べると単純に光を追うというより日陰に強く活性しており、また体内時計の作用が強い可能性を発見しました

夜光虫をヒントにプランクトンで「光る生きた材料」を開発

できるため実験では5カ月近く特性を失わず機能したという

生まれつき色覚異常があっても「絵画の色彩印象」は普通の人と変わらない！

多くの人は赤青緑で色を見る「3色覚」ですが遺伝的に「2色覚」の人がいます。こうした人達は色彩が重要な絵画を見たとき印象が変わるのでしょうか？九大はこの疑問に挑み興味深い結果を報告しています

死んでもカムフラージュする!?皮膚自体が色を「見る」驚異の魚の能力

米UNCはブタウオに皮膚でも「見る」能力があることを報告。これは研究者が釣ったブタウオが死んでもカムフラージュすることから気づいたという。そのため脳による制御を必要としない可能性がある

神経もない植物がどうやって重力を感知するのか？仕組みを解明！

日本NIBBは植物の細胞内にある「重い粒子」が下に沈みそこで目印となるタンパク質を集めることで細胞に重力の方向を教えていると発表。三半規管の耳石に似た仕組みを植物式にアレンジしているようです。

万華鏡はどうやって美しい幾何学模様を作るのか？秘密は三角形の角度！

覗くと美しい幾何学模様を作り出す万華鏡。これは三角形に並べた鏡の鏡像によるものですが、ここで使える三角形の種類には決まりがあります。夏休みの工作にも使える万華鏡の秘密を解説します。

音を「量子的重ね合わせ」にすることに成功！「聞こえる＋聞こえない」の不思議

米シカゴ大は音の最小単位であるフォノン（音子）を量子的な重ね合わせにしたと発表。音が「聞こえる状態」と「聞こえてない状態」が重なり合うとき、何が起こるのでしょうか？

「宇宙には好みの向きがある」銀河の分布に非対称性を検出

ノーベル賞級の発見です。米UFは宇宙に分布する100万個の銀河の3次元的な分布に非対称性があり「宇宙には鏡像関係にある2つのうち好みの向きが存在する」と発表。いつから宇宙は非対称になったのでしょうか？

quantum

量子論

ウイルスセンサーブラックホール光宇宙絶対零度衛星重力量子

2023.06.03 Sat

量子センサーで電波の代りに「重力波」でスペースデブリを検知できる

蘭UGはスペースデブリのような小さな物体の重力波を検知・追跡する量子センサーが理論上開発可能であると発表。いったいどんな超技術が使われていたのでしょうか？

実は未解明問題「虫が光に引き寄せられる理由」がついに判明！

英ICLは長年の謎だった虫が光の周りに集まる本当の仕組みを明らかにしたと発表。研究によると虫たちは光に近づいているわけではなく、上下感覚喪失により光の周りに閉じ込められていただけだという

fungi

菌

ビール二酸化炭素光光合成植物生物細胞菌遺伝子

2023.04.20 Thu

イースト菌を「光合成」できるように改造することに成功！

米ジョージア工科大はパンやビールに欠かせない酵母の遺伝子を組み変えて光をエネルギー源に変換できる「光パワー酵母」を世界ではじめて作ったと発表。光があると通常の酵母に比べて素早く増殖できるようです

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