原子が描く「猫動画」の衝撃の画像 5/8 - ナゾロジー

原子が描く「猫動画」の衝撃の画像 5/8
原子が描く「猫動画」の衝撃の画像 5/8 FIG2は、この実験に使われた装置の全体像を示しています。まず、レーザーの光を「空間光変調器(SLM)」という特殊なスクリーンに通すことで、好きな場所に光の焦点を作り出します。この光の焦点が「光ピンセット」となって原子を捕まえます。レンズや鏡などを通してレーザーの焦点を細かく制御し、たくさんのトラップを平面や立体的に並べられるようにしています。原子がどこにいるかは、蛍光の光を特殊なカメラ(EMCCD)で撮影して観察します。立体的な配列の場合は「電気で焦点を変えられるレンズ(ETL)」を使い、層ごとにピントを合わせることもできます。この全体の流れの中で、AIがリアルタイムで光のパターン(ホログラム)を設計してSLMに送り、原子たちを同時に目的の場所に誘導する仕組みになっています。Credit:AI-Enabled Parallel Assembly of Thousands of Defect-Free Neutral Atom Arrays

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