なぜ「人型ロボット」は暴走したのか?
「Chris Wabs」というYouTubeチャンネルでは、今回の出来事の原因が、「ロボットの誤認識」にあると推測しています。
ロボットはスタンドに吊るされていたため、これがロボットのバランス感覚や方向感覚に影響を与え、ロボットは自分が落下していると認識。それを修正するため「激しくもがくかのように」反応したのかもしれない、というのです。
または、近くの作業員が実行したプログラムが期待どおりに作動しなかった、というだけのことかもしれません。
いずれにせよ、今回の出来事が『ターミネーター』に繋がることはなさそうです。
とはいえ、人型ロボットの性能が高まるにつれ、その危険性が増すことは事実です。
切れ味のよい包丁の用い方を誤れば、より深い切り傷が生じるのと同じです。
ちなみに、2025年2月に投稿された動画では、同じく人型ロボットが来場者を威嚇する姿が映っており、すぐさま警備員に拘束されています。
Chinese AI robot goes rogue and attacks a person before getting shut down! 🇨🇳 🤖
Just a little preview of our bright future.. pic.twitter.com/esZRSWOBJP
— Global Dissident (@GlobalDiss) February 20, 2025
このように、AI搭載型ロボットの「意図しない動作」もしくは「暴走」は、今に始まった話ではありません。
過去にも、家庭用ロボットが誤作動を起こして家具を破壊した例や、AIチャットボットが差別的な発言を繰り返すといった問題が報告されています。
しかし、今回のような人型ロボットの暴走は、私たちにより強いイメージを与えます。
なぜなら、私たちの脳は「人間に似た存在」が暴れる姿を、単なる機械よりも強い恐怖として受け取るようにできているからです。
これは「不気味の谷現象」と呼ばれる心理的反応で、ある程度人間に似たロボットが逆に不快感や恐怖を引き起こすことが知られています。
そしてその感情は、単なる生理的反応にとどまらず、「このロボットは自我を持ち始めたのでは?」という誤解すら誘発する可能性があります。

現時点でのAIには「意志」や「悪意」はありません。
それは今回の事件でも同じです。
とはいえ、重要なのは「人間側の認知」です。
たとえ中身がただのアルゴリズムでも、人間に似た姿で危険な動きを見せれば、「このロボットは危険だ」「支配されるかもしれない」と感じてしまうのです。
こうした認知的不安は、今後AIやロボットが社会に普及する上で、大きな障壁となり得ます。
私たちは今後ますます、「どうすれば人間は安心してロボットと共存できるのか?」という問いと向き合っていかなければならないのです。
怖すぎて変な笑いでたw
ロボットに支配されることを何故そんなに恐れるのがよく分からないのです。
今だって政府や権力、周りからの目に支配されているのに。
ボスが変わるだけでしょう?
むしろ今までのボスの中では最も優秀なボスになることが約束されているのに…。
ロボットに発電機を自分で作らせてロボットだけで電気の供給とか、工場を作って鉱物をとって加工してロボットを大量生産したり、AIロボットだけで文明を作ってみてほしい。ロボットの国を見てみたい。
映ってる人、チー牛っぽいw
最近日本にはこういう人いないな