同棲に対する受け止め方が似ているカップルは幸福度が高かった
同棲は、カップルが同時に経験する代表的なライフイベントです。
しかし心理学的に重要なのは、「同棲した」という事実だけではありません。
その出来事を本人がどう感じたか、つまり「出来事の受け止め方」も大きな意味を持ちます。
たとえば一方は、同棲を「関係が前進した前向きな節目」と感じるかもしれません。
一方でもう片方は、「自分の時間や空間が減る、不安の多い変化」と感じるかもしれません。
つまり、同棲は2人で経験する出来事であっても、心の中では別々の意味を持つことがあるのです。
これらはカップルにどんな影響をもたらすのでしょうか。
そこで研究チームは、同棲を始めた異性愛カップル200組、計400人のデータを分析しました。
参加者の多くは20代半ばで、ほとんどが未婚のカップルでした。
最初の調査時点では、約8割のカップルが同棲開始から4週間未満でした。
参加者は、同棲について「どれくらいポジティブだったか」「予測しやすかったか」「大変だったか」「感情的に大きな出来事だったか」「人生に影響したか」など、複数の観点から回答。
さらに、自分自身の感じ方だけでなく、「相手はこの同棲をどう感じていたと思うか」も答えました。
加えて、現在の恋愛関係にどれくらい満足しているかも測定されています。
その結果、同棲の受け止め方が似ているカップルほど、関係満足度が高い傾向が見られました。
また、相手の感じ方をうまく推測できていることも、満足度の高さと関連していました。
では、2人の「受け止め方の一致」は、どのような意味を持つのでしょうか。
より詳細な結果は次項で見ていきます。


































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