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Credit: canva
psychology

子どもを持たない選択をした夫婦は、周りからどう見られるのか?

2026.01.19 07:00:25 Monday

結婚したら子どもを持つ。

そんな価値観は、今も社会のあちこちに残っています。

その一方で、あえて子どもを持たない選択をする夫婦も少なくありません。

では、自分たちの意思で「子どもを持たない人生」を選んだ夫婦は、周囲からどのように見られているのでしょうか。

豪ウェスタン・シドニー大学(WSU)が最新研究で、その答えを見つけ出しました。

それによると、あえて子どもを持たないは「周囲から有能と見られる一方で、温かみに欠けている」とも認識されやすいようです。

研究の詳細は2025年10月16日付で学術誌『Journal of Social Psychology』に掲載されています。

Childfree people are viewed as competent but lacking in warmth compared to parents https://www.psypost.org/childfree-people-are-viewed-as-competent-but-lacking-in-warmth-compared-to-parents/
Evidence of a negative bias toward people who are childfree by choice https://doi.org/10.1080/00224545.2025.2573719

「温かみに欠けるが有能」と評価されやすい

心理学の研究によると、子どもを持たない選択をした人々は、子どもを持つ親や養子縁組をした人、子どもを望みながら持てない人と比べて、「温かみが低い」と見なされやすいことが分かっています。

一方で同時に、「有能さ」については、親や子どもがいない人よりも高く評価される傾向がありました。

つまり、チャイルドフリーの夫婦は、冷静で合理的、仕事ができそうだが、人情味には欠けるという、少し複雑なイメージを持たれやすいようです。

これは決して否定的な評価ではありませんが、無意識のうちに貼られたラベルであることは確かです。

また、研究では性別による違いも確認されています。

同じチャイルドフリーであっても、女性のほうが男性より「温かみに欠ける」と評価されやすい傾向がありました。

この結果は、子育てが女性の役割だという社会的期待が、今なお根強く残っていることを示唆しています。

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