「牛が急に賢くなった」のではなく、私たちが見てこなかっただけかもしれない

今回の研究により、「少なくとも一頭の牛は、デッキブラシという一本の道具を、自分の体の部位ごとに使い分ける柔軟な道具使用を行う」ことが示されました。
ただ著者たちはヴェロニカを「牛界のアインシュタイン」と見なしてはいません。
むしろ、長く生き、物体に自由に触れられるまるで牛にとっての「ベストライフ」とも言えるような豊かな環境にいたからこそ、もともと持っていた問題解決能力が表に出てきたのではないかと語っています。
南アジアの牛が枝で体を掻いている逸話的な報告も合わせると、道具を使う素地はウシ全体に広く潜んでいるかもしれません。
ただ、環境が単調で物も少ない工場式の飼育では、その素地が一度も試されないまま人生を終えてしまう可能性があります。
この点を考えると、私たち人間のほうこそ「曇ったメガネ」をかけて牛を見てきたのかもしれません。
しかし、ヴェロニカがほうきをくわえて背中をかいている姿を見てしまうと、そのメガネのレンズにはっきりとヒビが入ります。
道具を使う牛が示しているのは、「牛が急に賢くなった」のではなく、「私たちが牛の頭の中を見ようとしてこなかった」という現実かもしれません。
もしかしたら未来の世界では、牧場のあちこちで、ほうきや棒をくわえた牛たちが、それぞれの「孫の手テク」を披露しているかもしれません。



























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間寛平よるも高度な文化があるようですね。
幸島のサルのような文化の継承が見たいです。