科学的に「エッチな生配信をカップルで見る現象」を調査した研究結果が発表
科学的に「エッチな生配信をカップルで見る現象」を調査した研究結果が発表 / Credit:川勝康弘
psychology

科学的に「エッチな生配信をカップルで見る現象」を調査した研究結果が発表 (2/2)

2026.02.04 23:00:38 Wednesday

前ページ心理学で「エッチな生配信を2人で見る現象」を調べてみた

<

1

2

>

エッチな生配信をカップルで見る人々に何が起きたか?

エッチな生配信をカップルで見る人々に何が起きたか?
エッチな生配信をカップルで見る人々に何が起きたか? / Credit:川勝康弘

心理学の自己拡張モデルは「カップルでエッチな生配信を見る場合」にも当てはまるのか?

この大いなる謎を解明するため研究者たちは海外の大手サービス会社の利用者5000人以上を対象にアンケートを行い、恋人や配偶者などのパートナーがいて、なおかつ自分がカムサイトを利用していることを相手も知っている人を探しました。

すると、5000人超の中からその条件を満たす312人が見つかりました。

さらにその中で「一緒に見たことがある」と答えたのはだいたい3分の1(107人)であることもわかりました。

次に研究者たちはこの約107人の「精鋭」たちに対して「何回くらい一緒に見ましたか?」という質問を行いました。

すると半分以上が「複数回」と答えていました。

さらに、その中の四分の一くらいは、「2人で20回以上見た」と答えています。

最初の一歩を踏み出すカップルは少ないのに、いざやってみた人たちの中には、かなりの頻度でリピートしているグループがいたわけです。

では、なぜそんなことをするのでしょうか?

動機をたずねる質問に対して、いちばん多く挙がった答えは、「関係にスパイスを加えたかった」「新しいことを試したかった」というものでした。

長く付き合っていると、どうしても日々の生活がルーティンになりがちです。

そこで、ふだんとは違う刺激を一緒に味わうことで、マンネリを破りたいという気持ちが見えます。

ほかにも、「特定の性的なファンタジーを安心して試してみたかった」「単純に好奇心やエンタメとして楽しみたかった」といった理由が挙がりました。

「相手の趣味や限界ラインを知りたかった」という声もあり、「自分の頭の中だけで想像するのではなく、画面を見ながら話すことで、具体的にすり合わせをしたかった」というニュアンスがにじみます。

さらに研究者たちは「関係への影響」をたずねる各種の質問も行いYESと答えた割合を調べると

関係全体が前より良くなった:24.3%

性についての話しやすくなった:37.4%

感情的により近く感じるようになった:20.6%

相手の性的な好みや興味が分かるようになった:28.0%

性に関する気まずさが減った:15.0%

特に変化はない:27.1%

関係が悪くなった:4.7%

という結果になりました。

また結果を総合すると、全体の約7割が“何らかのポジティブな影響”を報告していていることがわかりました。

このことからエッチな生配信を一緒に見る「文化」のあるカップルにおいて、同時視聴は関係性にプラスになる傾向が強いことがわかります。

興味深いのは、「またやりたいか」という質問への答えです。

共有視聴を経験した人たちのうち、64パーセントは「またパートナーと一緒にカムサイトを使う可能性が高い」と答えています。

一度やってみて「これは2度とごめんだ」と感じた人ばかりであれば、この数字にはならないでしょう。

ここでポイントなのは、2人がじっと見ているのは「画面の向こう側の人」なのに、そこで起きている心理的な変化は「こちら側の2人の関係」に返ってきている、という点です。

さきに出てきた自己拡張モデルのことばで言い直すと、人は恋人といっしょに新しくて少しチャレンジングな体験をすると、「自分の世界」と「2人の世界」が広がり、そのぶん関係にワクワク感や親密さを感じやすくなると考えます。

エッチな生配信を一緒に見ることは、単に性的なコンテンツを消費するだけでなく、「2人で未知の世界をのぞき込み、自分たちの関係を少し作り替えていく」ための舞台としても機能しているのかもしれません。

<

1

2

>

コメントを書く

※コメントは管理者の確認後に表示されます。

0 / 1000

人気記事ランキング

  • TODAY
  • WEEK
  • MONTH

Amazonお買い得品ランキング

スマホ用品

心理学のニュースpsychology news

もっと見る

役立つ科学情報

注目の科学ニュースpick up !!