672人に「恋人から聞きたいのは嘘か本当か」を選んでもらった

嘘といっても、その中身はひとつではありません。
相手を思ってつく嘘は「向社会的な嘘(相手の得になるようにつく嘘)」と呼ばれ、自分のためにつく嘘よりも好意的に受け止められやすいとされています。
反対に、主に嘘をつく本人の得になる嘘は「利己的な嘘」と呼ばれます。
恋人同士では、相手のための嘘が相手の気持ちや自尊心を守り、ふたりの和を保つのに役立つこともあります。
また、自分や相手、ふたりの関係を実際より少しよく見る「ポジティブな思い込み」を支えることもあると考えられています。
そして、つらい本音を受け止められるかどうかには、「レジリエンス(ストレスや困難から立ち直る力)」も関わっているかもしれません。
研究チームは、関係に満足している人ほど相手のための嘘を聞きたがり、立ち直る力が弱い人ほどその傾向が強いだろうと予想しました。
以前ナゾロジーではこういう記事も紹介しています(恋人との関係に満足している人ほど多かった「ある感覚」)
調べたのは、ポーランドに住み、1年以上交際している672人(女性336人、平均46歳)です。
参加者はまず、自分と恋人が登場する6つの場面の物語を読みました。物語は予備調査を経て用意されたものです。
そのうち3つは恋人が「自分のための嘘(恋人自身の得になる嘘)」か「本当のこと」を、残りの3つは「相手のための嘘(参加者の得になる嘘)」か「本当のこと」を選べる場面です。
参加者は場面ごとに、恋人からどちらを聞きたいかを選びました。
さらに、関係への満足度や立ち直る力、相手との近さ、露骨な本当のことが関係にどう響くと思うかなどをアンケートで答えました。
では、関係への満足度によって、聞きたい言葉はどう変わっていたのでしょうか。





















