「きわどいメッセージ」を心理学で調べる

研究チームが調べたのは、「テクノロジーを介した性的なやりとり」と呼ばれるものです。
これは、自分で作った性的な内容を、スマホなどの通信機器を使って相手とやりとりすることを指します。
たとえば、きわどいメッセージを送り合うことや、親密な写真を見せ合うこと、電話越しの性的な会話などがここに含まれます。
こうしたやりとりは、決して一部の人だけのものではありません。
10年以上前のアメリカの調査でも、参加者の88%がエッチなメッセージのやり取りをしたことがあると答えていました。
また、約75%の人が、決まった恋人とのあいだでエッチなメッセージのやり取りをしたと答えています。
とはいえ、よくある行動だからといって、それが恋人との関係にとって「良いこと」だとは限りません。
そこで研究チームは、2回の調査を通して、恋人とのこうしたやりとりについて参加者に尋ねました。
1回目の調査には269人、2回目の調査には459人が参加しています。
参加者は、エッチなメッセージのやり取りの頻度を「一度もない」から「この1年で1日に1回より多い」までの9段階で答えました。
あわせて、画面越しと対面それぞれでの性的な満足度や、パートナーへの性的な欲求についても答えてもらいました。
2回目の調査では、恋人との関係への満足度や、人生そのものへの満足度も調べています。
そして研究チームが特に注目したのが、「なぜエッチなメッセージを送るのか」という理由でした。
たとえば「相手ともっと近づきたいから」という前向きな理由もあれば、「ケンカや相手のがっかりを避けたいから」という後ろ向きな理由もあります。
こうした理由の違いは、ふたりの関係とどうつながっていたのでしょうか。



























