エッチなメッセージで満足している人とそうでない人、分かれ目はどこに?

まず1回目の調査から、エッチなメッセージを送る理由は大きく3つのタイプに分けられることが分かりました。
1つ目は、親密さを深めたい、快感を分かち合いたいといった「接近」の理由(良いことを手に入れようとする動機)です。
2つ目は、罪悪感やプレッシャー、不安から、ケンカや相手のがっかりを避けようとする「回避」の理由(悪いことを避けようとする動機)です。
3つ目は、自分が相手にとって魅力的かどうかを確かめて安心したいという「確認」の理由でした。
また、性的な満足や欲求も、画面越しのものと対面でのものとで、別々のまとまりに分かれました。
つまり、画面越しの満足や欲求は、対面でのものとは別のものである可能性が示されたのです。
次に研究チームは2回目の調査で、理由の違いと満足度との関係を、統計の方法でまとめて分析しました。
すると、エッチなメッセージのやり取りが多い人ほど、「接近」の理由も「回避」の理由も、どちらも多く持っている傾向がありました。
つまり、回数が多いというだけでは、その関係がうまくいっているかどうかは分からないのです。
ところが、この2つの理由は、満足度とのつながり方が正反対でした。
「接近」の理由でエッチなメッセージを送る人ほど、パートナーへの性的な欲求が強い傾向がありました。
そしてその欲求の強さを通じて、性的な満足度、恋人との関係の満足度、さらには人生の満足度の高さとも結びついていたのです。
反対に、「回避」の理由でエッチなメッセージを送る人ほど、パートナーへの性的な欲求が弱い傾向が見られました。
そしてその欲求の弱さを通じて、性・関係・人生のどの満足度も低いことと結びついていました。
論文の題が言うように、大事なのは「何をするか」ではなく「なぜするか」だったわけです。



























