関係に満足していない人が恋人に求めていた言葉とは?

まず全体として、参加者は、恋人が恋人自身のためにつく嘘よりも、相手(参加者)のためにつく嘘のほうを好んでいました。
そして肝心の満足度との関係は、研究チームの予想とは逆向きでした。
相手のための嘘でも自分のための嘘でも、嘘を聞きたがる人ほど、関係への満足度がやや低い傾向があったのです。
以前ナゾロジーではこういう記事も紹介しています(恋人とスキンシップの好みが違うと感じる人ほど、関係の満足度が低い傾向)
こうした人たちは、露骨な本当のことを関係にとって有害だと感じやすく、本当のことを聞きたい気持ちも弱い傾向がありました。
また、自分も恋人に相手のための嘘をつきそうだと考える傾向も見られました。
自分のための嘘を好む人では、恋人との近さをやや低く感じている傾向もありました。
研究チームは次に、統計のモデルを使って、これらのつながり方を調べました。
その結果、関係への満足度が低いと本当のことを有害だと感じやすくなり、それが相手のための嘘を好むことにつながる、という流れがありうることが示されました。
この流れには、立ち直る力も関わっていました。
この流れは立ち直る力が平均的な人や高い人で見られ、立ち直る力が高い人ほど、満足度の低さと「本当のことは有害」という感じ方の結びつきが強かったのです。
研究チームはこうまとめています。相手のための嘘は満足している関係では望まれにくい一方、満足度が低く本当のことを有害だと感じるときには、正直なやりとりよりもポジティブな思い込みが好まれるのかもしれない、と。
ただし、この研究のやり方では、どちらが原因でどちらが結果なのかまでは言えないと指摘されています。
また、対象はポーランドに住む人に限られています。
恋人から嘘を聞きたい気持ちは、関係への満足度が低いことと結びついていました。
裏を返せば、関係への満足度が高い人ほど、相手のための嘘を聞きたがる傾向は弱かったことになります。
以前ナゾロジーではこういう記事も紹介しています(恋人のために「祈る」人ほど、関係満足度が高い傾向)





















