ウガンダのチンパンジーたちは「自然発酵した果実」を大量に食べている
熱帯の森で熟した果実は、動物たちにとって重要なエネルギー源です。
しかし果実は甘いだけではありません。
糖分の多い果実は、野生の酵母によって自然に発酵し、微量のアルコールを生じることがあります。
このため、果実を主に食べる動物は、知らないうちにアルコールを摂取している可能性があるのです。
ただし、これまでの研究の多くは「果実にどれくらいアルコールが含まれているか」を調べたもので、動物が実際にそれを体内に取り込んでいるかどうかまでは、はっきり分かっていませんでした。
そこで今回の研究では、ウガンダのキバレ国立公園に暮らす野生チンパンジーを対象に、果実由来のアルコールが本当に体内に入っているのかが調べられました。
調査地のンゴゴ(Ngogo)では長年にわたってチンパンジーの観察が続けられており、研究者は個体ごとの見分けがつく状態になっています。
調査期間中、チンパンジーたちは主にホワイト・スターアップル(学名:Gambeya albida)という名で知られる果実を食べていました。
この木は熱帯アフリカ全域で広く見られる植物です。
2〜3年に一度ほど大量に実をつけることがあり、今回の調査時にも、チンパンジーたちはこの果実を食事の大部分としていました。
研究者たちは、まず落下直後とみられる傷の少ない果実を集めて分析しました。
その結果、果肉のエタノール濃度は平均約0.09%で、最大では0.40%に達していました。
数値だけを見るとかなり低く感じられますが、チンパンジーは果実を大量に食べるため、積み重なると無視できない量になります。
とはいえ、本当に知りたいのは果実の数字そのものではありません。
大事なのは、チンパンジーがそのアルコールを体内に取り込んでいたかどうかです。
野生のチンパンジーに呼気検査を行うのは現実的ではないため、研究チームは尿を調べる方法を選びました。
森の中でチンパンジーを追い、排尿のタイミングを見計らって、枝分かれした棒の先にビニール袋をかぶせて尿を受け止めたり、木の下の葉の上に落ちた尿をスポイトで集めたりしました。
こうして集められたのは、19頭のチンパンジーから得られた計20サンプルです。
検査の対象になったのは、エチルグルクロニド(EtG)という物質でした。
これはアルコールが体内で分解されたときに生じる代謝物で、尿から見つかれば、実際にアルコールを摂取していた証拠になります。
検査の結果、20サンプルのうち17サンプルでEtGが検出されました。
つまり、多くのチンパンジーが発酵果実に含まれるアルコールを実際に体内へ取り込んでいたことになります。
では、その量はどの程度だったのでしょうか。
























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