一生懸命に聞こうとすると、脳は「耳を動かす回路」を使っている？
研究チームは、この耳介筋の活性化を「本能的な注意力メカニズム」だと説明しています。
いわば私たちの脳が「耳をそばだてる」際に、いまだ残っている神経回路を無意識に動員している可能性があるのです。
こうした耳の筋肉について研究者たちは「耳介運動系は、退化してから2500万年を経て“最善を尽くしている”ものの、現代人が感じられるほどの動きは起こさないようです。
ですが神経回路は依然として存在し、“神経の化石”と呼ぶにふさわしいものです」と語っています。
また別の専門家は「耳介筋の活動を測定すれば、人がどれだけリスニングに集中しているか、その“努力”を客観的に評価できる可能性があります」と指摘。
今回の研究は参加者が比較的若い成人に限られていたため、高齢者やさまざまな聴力レベルを持つ人を対象にした追試実験が今後の課題として挙げられています。
また、目の動きや顔の表情など、耳介筋の活動に影響を与える可能性がある要因も今後は丁寧にコントロールする必要があると指摘されています。
さらに、実際に耳介筋が動くことでどの程度音の方向定位や聴き取りが向上するのか――あるいはまったく向上しないのか――といった機能評価も、追加の研究テーマとして期待されます。
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もしかすると耳の筋肉はトレーニングで動くようになるかもしれません。
というのは、物心がつく前からメガネをかけていたのですが、砂場で砂遊びをしている時にメガネがズレたのを汚れた手で直したくなくて、耳に力を入れたらちょっとだけ耳が動きました。
それを何度もやってるうちに次第に耳の動きが大きくなり、そのうちに左右で別に動かせるようにもなりました。
今では動かすのは自由自在で、ズレたメガネを片方ずつ戻すなどの動きもできます。
もしかすると生まれつき動かせる要素があったのをトレーニングで鍛えたのかもしれませんが、耳は意外にけっこう器用な動きもできるようです。
当方、耳を後ろに動かすことができます。左右とも別々に…変でしょうか？
なんか頭皮を後ろに引っ張ることで両方同時に動く手法で動かせます。
暇な時にやってたりしましたが
最近「耳が動いてね？」と思い本当に耳が動いていました