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Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
health

片頭痛には「4つの段階」がある

2026.03.03 17:00:21 Tuesday

片頭痛持ちの人は、仕事や授業中に頭がズキズキ、ガンガンして困ることが多いでしょう。

片頭痛は単なる強い頭痛ではなく、ひどい場合には、吐き気や嘔吐、光や音への過敏などを伴う神経学的な疾患です。

そして実は、片頭痛発作にははっきりとした「4つの段階」があることが分かっています。

この段階を理解することが、発作をうまく乗り切る鍵になるのです。

A Migraine Is Not Just a Headache: The 4 Distinct Stages Explained https://www.sciencealert.com/a-migraine-is-not-just-a-headache-the-4-distinct-stages-explained

片頭痛は急に起きない、「前兆期」と「オーラ期」

第1段階:前兆期(プレモニトリー期)

片頭痛は、いきなり始まるわけではありません。

まず、痛みの発作の24〜48時間前から始まる「前兆期(プレモニトリー期)」があります。これはいわば“警告サイン”の期間です。

この段階では、集中力の低下、いら立ち、不眠、特定の食べ物への強い欲求などが現れることがあります。

一見すると体調不良やストレスのせいにも思える症状ですが、実はの「視床下部」という部位の異常な活性化が関与していると考えられています。

視床下部は体温、食欲、気分、睡眠などを調整する司令塔のような場所です。

ここが乱れることで、日常的な機能にじわじわと影響が出てきます。この段階で気づければ、早めの休息や薬の準備が可能になります。

第2段階:オーラ期

次に現れることがあるのが「オーラ期」です。ただし、オーラ期を経験するのは全体の約30%とされています。

オーラ期とは、視覚や感覚、言語に現れる神経学的な症状です。

代表的なのは視覚性オーラで、光がチカチカする、ギザギザの模様が見える、視野の一部が欠けるといった現象が起こります。

ほかにも、顔や手足の軽いしびれ感、言葉が出にくくなるなどもあります。

これには「皮質拡延性抑制」と呼ばれる現象が関係していると考えられています。これは脳の表面をゆっくりと広がる電気活動の波で、その通過に伴って一時的に神経の働きが変化します。

その結果、視覚や感覚に異常が生じるのです。

次ページ本番はここから、「頭痛期」と「後発期」

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