ポルノとの付き合いがこじれやすい人に共通していた性格とは?

分析の結果、データ全体でもっとも強くポルノの利用と結びついていたのは「性的な強迫性」でした。
性的な強迫性とは、性的な行動をしたいという衝動が頭から離れず、何度もわき上がってしまう性質のことです。
関連の強さを表す数値(相関係数)は、性的な強迫性が0.372でもっとも大きく、次いで「衝動性」が0.273でした。
衝動性とは、先の計画や長い目で見た結果を考えずに行動してしまう傾向のことです。
「問題のある利用」に絞っても、性的な強迫性と衝動性は、統計的にはっきりしたプラスの関連を示しました。
さらに注目したいのが、「神経症傾向」も問題のある利用とプラスの関連を示していたことです。
神経症傾向とは、不安や悲しみといった嫌な気持ちを感じやすい性格のことで、一般的な利用ともプラスの関連がありました。
こうした人は、つらい気持ちをやわらげたり、そこから逃れたりする手段として、ネット上の性的なコンテンツに向かっている可能性があると考えられています。
愛着スタイルでは、「不安型の愛着」が問題のある利用と結びついていました。
不安型の愛着をもつ人は、恋人に拒まれたり見捨てられたりすることを心配しやすい傾向があります。
研究者たちは、ポルノなら人から拒まれる心配なしに性的な刺激が得られるため、こうした人に好まれるのかもしれないと指摘しています。
























