ブレーキ役の性格と、「よく見る」と「こじれる」の違い

一方で、ポルノの利用が少ないことと結びついていた性格もありました。
それが「誠実性」と「自制心」です。
誠実性とは、目標に向かって物事をきちんと整え、楽しみを後回しにできる性質のことです。
誠実性が高い人ほど、一般的な利用も問題のある利用も少ない傾向がありました。
自分を律する力が、行動がやめられなくなることを防ぐクッションのように働いている可能性がうかがえます。
また、他人と協力して穏やかに付き合える「協調性」の高さも、全体的な利用の少なさと結びついていました。
研究者たちは、協調性の高い人は現実の人間関係がうまくいきやすく、寂しさや満たされない気持ちを埋める手段としてネットに頼りにくいのかもしれないと述べています。
その一方、自己愛(自分に強く目を向ける傾向)や、新しい刺激を求める傾向は、ポルノの利用全体とプラスの関連を示しました。
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外向性や開放性も一般的な利用とはプラスの関連がありましたが、問題のある利用とは統計的にはっきりした関連が見られませんでした。
つまり、「よく見る」ことと結びつく性格と、「こじれてしまう」ことと結びつく性格は、必ずしも同じではなかったのです。
また、ポルノの利用はふつう女性より男性に多いものの、性格と利用の結びつきの強さは男女で変わらず、年齢層による違いも見られませんでした。
ただし、この研究は観察されたデータをまとめたもので、分かったのはあくまで「関連」です。
特定の性格が問題のある利用を引き起こすとまでは言えず、関係の向きが逆である可能性も残されています。
また、神経症傾向との関連の強さは、元の研究がポルノの利用をどれだけ一貫して測れていたかによって変わっていました。
それでも、こうした知見は、支えが必要な人を専門家が見つけたり、よりよい治療を考えたりする手がかりになると期待されています。
ポルノとの付き合い方がこじれるかどうかは、衝動の強さや不安の感じやすさといった、その人の心の特徴と結びついているのかもしれません。
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とりあえず今夜は、スマホを枕元から少し遠くに置くところから始めてみてはいかがでしょうか。
























