自己内省の「やりすぎ」は良いことなのか?
中国・湖南農業大学(HUNAU)の研究チームはこれまでに行われた複数の研究を統合するメタ分析という手法を用い、「自己反省(内省)」とメンタルヘルスの関係を改めて検証しました。
自己反省とは、自分の思考や感情、行動を振り返る内面的なプロセスです。
心理学では一般的な人間の認知機能とされ、自己理解を深める重要な手段と考えられてきました。
ところが、この内省の効果についてはこれまで一貫した結論が出ていませんでした。
ある研究では「内省が強い人ほど不安が高い」とされ、別の研究では「内省が人生満足度を高める」と報告されるなど、正反対の結果が並んでいたのです。
この混乱を整理するため、チームは「二因子モデル」という枠組みを採用しました。
これはメンタルヘルスを「ポジティブな側面(幸福感・自尊感情など)」と「ネガティブな側面(うつ・不安など)」に分けて評価する考え方です。
分析の結果、約1万2500人の健康な成人データを含む39件の研究を統合しても、内省とポジティブなメンタルヘルスとの間には明確な関連は見られませんでした。
つまり、自分をよく振り返る人ほど幸福感が高いとは言えなかったのです。































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