
米シリコンバレーのスタートアップ企業Openerが空飛ぶ車「BlackFly」を開発しました。
BlackFlyはスポーツカーのような見た目をしており、小さなプロペラが前後に8つ取り付けられています。電力で動作し、ジョイスティックで操作を行います。
離陸や着地は、なんと陸地でも水上でも行える水陸両用。非常に使い勝手がよさそうです。
BlackFlyの飛行距離は40kmほどで、速度は最大100km/hにまで達します。機体は非常に軽いため電力の消費量が少なく、動作音は非常に静かだそうです。
また、帰宅したいときは自動で着陸地点まで戻る機能が搭載されており、操縦者が快適に空の旅ができるように設計されています。

今年の3月に初の有人フライトが行われ、現在では飛行試験も1000回以上実施済。総移動距離は1万kmにもなるそうです。
OpenerのCEOであるマルクス・レング氏は早ければ来年にも販売を開始すると述べています。販売価格はSUV自動車が購入できる値段と言われ、日本円にすると400万円前後と推測されます。
空飛ぶ車の開発に向けて米大手GoogleやUberも力を入れており、日本でも空飛ぶ車「SkyDrive」の開発が行われています。近い将来、SF世界のように空飛ぶ車は一般的な交通手段になっているかもしれません。
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