ファイザー社新型コロナワクチン:少なくとも80%
FDA(アメリカ食品医薬品局)から発表された内容によると、ファイザー社のワクチンは1回目の接種の終了後に、52.4%の保護効果があるとされました。
ただこの52.4%にはワクチンが効果を発揮するまでに必要な11日間(打った瞬間から効くわけではないため)も含まれていました。
そのためエンバス氏らは改めて、効果があらわれた後の保護能力を算出しました。
結果、ファイザー社のワクチンの1回の接種は、少なくとも80%、おそらくは90%の防御効果が得られると結論しました。
加えて、ファイザー社のワクチンを1回接種した場合、入院が必要になるほどの重症化や死亡のリスクが100%(重症化および死者0人)防がれることがわかりました。
ただ重症化と死亡に対する防御効果の試験は小規模であり、十分な検証を行うにはさらなる調査が必要です。