Credit:OpenAI.ナゾロジー編集部
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配偶者を亡くすと男性は認知症・死亡リスクが上昇するが、女性は幸福感と生活満足度が上昇する

2026.03.15 13:00:38 Sunday

ばあちゃん亡くなると、おじいちゃんすぐ亡くなるけど、おじいちゃんが亡くなるとばあちゃんは腐るほど長生きする

日本の落語家や漫談家があるあるネタとして、そんな話しをしたりしますが、実際なんとなく、そんな印象を持つ人は一般に多いかも知れません。

長年連れパートナー別れは、人生において極めて大きなストレス伴う出来事ですが、実際科学的な調査を行うとその影響現れは、どうやら男女無視できない違いあるようです。

千葉大学の河口謙二郎(Kenjiro Kawaguchi)氏ボストン大学公衆衛生大学院の柴浩一郎(Koichiro Shiba)氏(疫学)研究チームは、日本高齢26000対象した大規模調査データ分析しました。

その結果、配偶した際、男性認知死亡リスク上昇し、身体的・認知健康影響及ぶ傾向に対し、女性一時幸福低下するものの、後にむしろ幸福生活満足上昇するという、興味深い傾向ったのです

なぜ、これほどまで心身影響分かれるのでしょうか。

この研究は、たち人生大きな節目どう備え、周囲どう支えていという問いに対し、統計データ重要視点提供ています。

この研究の詳細は、2026年2月12日付で科学雑誌『Journal of Affective Disorders』にオンライン公開れています

Spousal Loss Linked to Higher Risk of Dementia, Mortality among Men, but Not Women Spousal Loss Linked to Higher Risk of Dementia, Mortality among Men, but Not Women https://www.bu.edu/sph/news/articles/2026/spousal-loss-linked-to-higher-risk-of-dementia-mortality-among-men-but-not-women/
Health and well-being after spousal loss among older men and women https://doi.org/10.1016/j.jad.2026.121391

パートナー死別もたらす影響:男女異なる健康変化

これまで研究では、配偶死別健康与える影響男女は、必ずしも明確ではありませんした。

また、これまで多く調査は、死亡率うつ症状など、項目のみ注目分析われる傾向ありました。

しかし、パートナー亡くすという出来事は、単なる悲しみだけなく、生活あらゆる変化及ぼす非常大きな人生転換です。

そこで研究チームは、より広い視点心身健康生活どのよう変化する明らかする必要ある考えした。

そこでこ研究では、「日本老年学的評価研究(JAGES)」という大規模調査データ活用した。

研究チームは、26000高齢対象に、2013年、2016年、20193期間にわたって追跡調査実施しました。

この期間配偶死別経験した1076データを、死別経験ていないグループ比較分析ています。

分析対象項目は、身体健康から状態、社会つながりまで、37種類もの幅広い健康指標及びます。

分析結果、配偶死別は、男性女性対照影響与える傾向あることわかした。

男性場合、したは、死亡認知リスク高まる傾向確認した。

これは、食事や入浴といった日常生活の動作が億劫になり、幸福感、周囲からの支えや人とのつながり低下することで、健康状態が悪化していることが示されています

一方で、女性結果男性大きくっていました。

した女性は、直後一時幸福低下したものの、後にむしろ幸福生活満足上昇する傾向です。

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