パートナーと「性的コンテンツ」の話ってできる?
アダルトコンテンツは、読者や視聴者を性的に興奮させるために作成されたメディアを指します。
アダルトコンテンツにはAVのような映像作品だけでなく、小説、漫画、アニメなど幅広い選択肢があります。
アダルトコンテンツを頻繁に利用していることを声を大にして言う人はあまりいないでしょうが、世界的に多くの人が利用していることは隠しようのない事実です。
2020年のアメリカの調査によると、男性の94%、女性の87%が人生で少なくとも一度は性的コンテンツを見たことがあると回答しています。
また平均すると、アダルトコンテンツに初めて触れた年齢の平均は男性で14歳、女性で18歳でした。
研究はまた、日頃の性的満足度が低い場合ほど、男性はアダルトコンテンツをより多く使用する傾向があることを示しています。
これと対照的に、女性のアダルトコンテンツ利用は、自身やパートナーとの性的満足度とは関連していませんでした。
その一方で、カップルや夫婦など、異性のパートナー同士が日頃のアダルトコンテンツ利用についてどの程度コミュニケーションをとっているかは知られていません。
一般的に考えてみると、「アダルトビデオを毎日見てる」とか「最近、官能小説にどハマりしてる」といったことは、パートナーと積極的に話したい話題ではありませんよね。
そこで研究チームは今回、男性と女性がパートナーとの会話で、性的コンテンツの話題を他の話題に比べてどれだけ避けたがるかを調べてみました。