先日「94歳で亡くなった」と報道される
タイムズ・オブ・インディアによると、シヤラム・ババは12月11日(水)の午前6時10分に肺炎のため亡くなったと伝えられています。
彼の葬儀も先日執り行われ、多くの教徒たちが訪れました。
こちらが葬儀の一部を撮影したニュース映像です。
(※ 音量にご注意ください。ニュースタイトルには「110歳」とありますが、説明文には「94歳で亡くなった」とあり、こちらが正しい情報と見られる)
また報道によると、シヤラム・ババの亡骸は最後のダルシャンのために保管されたと述べられています。
ダルシャンとは、ヒンドゥー教において「聖人との謁見」を意味する宗教用語であり、聖人に会うこと、そして足に触れることで徳を積もうとすることを指します。
シヤラム・ババはまさに、日本の仏教でいう「即身仏(そくしんぶつ)」のような存在となったのです。
ここまで述べてきたシヤラム・ババの信心深く、質素で厳しい生活は、即身仏になるための修行と非常に近似していました。