大砲の砲床の部分 - ナゾロジー

大砲の砲床の部分
大砲の砲床の部分 海底から引き揚げられたグリプスフンデン号の木製の砲床を示しています。この砲台はもともと大砲を支えるための重要な部品で、船の上に置かれていました。面白いことに、この砲台は木製であるために、500年以上も海の中にあったにもかかわらず、奇跡的に形が残っていました。一方、本来その上に載せられていた鉄製の砲身は、バルト海の海水によって錆びて消えてしまったのです。しかし、砲身の跡が木の表面にはっきり残っており、この跡(陰型)を最新の3Dスキャン技術で詳しく分析したところ、元々の大砲がどんな形であったかが分かりました。このように、消えてしまった鉄の砲身が残した「影」が、現在の技術によって再び形として蘇ったのです/Credit:Late Medieval Shipboard Artillery on a Northern European Carvel: Gribshunden (1495)

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