最も完全な古人類化石「リトルフット」とは
リトルフットは、南アフリカのステルクフォンテン洞窟で発見された古人類化石で、現在知られている中でも最も完全なホミニン(人類系統)骨格とされています。
正式な標本番号は「StW 573」で、最初の発見は1980年にさかのぼります。当初見つかったのは、足首にあたる4つの小さな骨でした。
これが「リトルフット」という愛称の由来でもあります。

これらの骨は長らく保管されたままでしたが、古人類学者ロナルド・クラークによって分析され、アウストラロピテクス属のものであると判断されました。
1997年にはクラーク率いる研究チームが再び洞窟を調査し、岩壁に半ば埋まった非常に完全な骨格を発見しました。
ただし、この化石はコンクリートのように硬い岩に包まれており、完全な発掘と分析には20年以上の歳月を要しました。
その間、リトルフットは「アウストラロピテクス・アフリカヌス」なのか、それとも別種なのかという議論の中心に置かれてきました。





















































