栽培場から森に逃げたキノコたち

タモギタケは日本の北海道などにも自生する鮮やかなレモン色の食用キノコです。
バター炒めや味噌汁の具にもでき、健康食材として人気があります。
そんなおいしいキノコが、実は海を渡って北米の森にこっそり逃げ出していました。
もともとタモギタケは東アジアにしかいない在来種でしたが、2000年代初頭に食用の栽培目的で北米に持ち込まれ、現在は市販のキノコ栽培キットなどで広く売られています。
家庭や農場で大切に育てられていたはずのキノコが胞子を飛ばし、いつの間にか森の倒木で自生するようになったのです。
この黄いろいキノコが野生化して広がっていることは、2010年ごろからアメリカ中西部の森で相次いで報告されました。
しかし人々は長らく、「キノコが他の生態系を侵略する」という発想自体をあまり持っていませんでした。
外来種による生態系被害と言えば、動物や植物、病原体などが有名で、菌類(キノコ)の侵入は見過ごされがちだったのです。
タモギタケのように「人間にとって有用なキノコ」が野生化して広がるケースは、これまであまり注目されてこず、一見すると無害そうなだけに、その影響に気づきにくい面がありました。
そこで今回研究者たちは、森に逃げ出したおいしいキノコは、森の菌たちにどんな影響を与えているかを本格的に調べることにしました。



























![[コロンブス] キレイな状態をキープ 長時間撥水 アメダス 防水・防汚スプレー420mL](https://m.media-amazon.com/images/I/31-OcmTs2LL._SL500_.jpg)
![シルバーバック【カンタン!たのしい!水の生きもの砂絵セット】 幼稚園 小学校 入園 入学 お祝い プレゼント 準備 ([バラエティ])](https://m.media-amazon.com/images/I/515gZ4F-QYL._SL500_.jpg)
![よーく聞いてね!3つのヒントで学ぶ!どうぶつカード ([バラエティ])](https://m.media-amazon.com/images/I/51zT3OcliFL._SL500_.jpg)






















