発見されたマダガスカルの貯食ネズミ
調査の結果、マダガスカル固有種のオオアシナガマウス(Macrotarsomys ingens)とフデオアシナガマウス(Eliurus myoxinus)が、樹木の下の果実や種子をくわえて持ち去る姿が数多く映像に残りました。
とくにオオアシナガマウスは、19種中16種もの植物の種子や果実を持ち去る“主役”ぶり。
その中には、調査地で最も大きな種子をもつ植物も含まれていました。

さらに、持ち去られた種子の一部は、実際に地表近くへ埋められて「貯食」されていたのです。
この発見は、これまで“キツネザル”などの霊長類が中心と考えられてきたマダガスカルの種子散布システムに、ネズミ類という新たな主役が加わる可能性を示します。
近年、マダガスカルの霊長類は森林伐採や火災によって絶滅の危機にさらされていますが、ネズミ類は個体数が多く、環境が劣化した森でも生き残るタフさを持っています。
森の未来を託せる新たな“担い手”が見つかったと言えるでしょう。
今後は、埋められた種子が実際にどの程度芽を出すのか、他の動物と比べてどのくらい種子散布者として貢献しているのかを調べる予定です。
こうした研究は、生態系の復元や森林保全にも大きなヒントを与えてくれます。




























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種の散布、植物の散布なら俺がやってやるぜ!
植物の引き抜きもね。