深海で見つかった「動かないイカ」の正体
この観察が行われたのは、太平洋中央部のクラリオン・クリッパートン・ゾーン(CCZ)と呼ばれる深海域です。
研究チームは、遠隔操作無人探査機(ROV)を使い、水深約4100メートルの海底を映像で調査していました。
そのとき、カメラには一見するとスポンジ(海綿動物)などの茎状生物のような構造が映り込んでいました。
ところが数秒後、別のカメラに、イカが突然泳ぎ去る様子が捉えられました。
映像を詳しく確認した結果、驚くべき事実が判明します。
そのイカは、多金属団塊の間の泥に身を埋め、逆さまの姿勢で静止していたのです。

そして、2本の長い白い触腕だけを水中にまっすぐ突き出し、まるでスポンジの茎や管状生物の一部のように見せていました。
観察されたイカは、マスティゴテウティス科に属するウィップラッシュイカの仲間で、外套長は約10センチメートル、触腕は20センチメートル以上ありました。
このタイプのイカは、この地域では40年以上の調査でほとんど記録されておらず、今回の個体は未記載種の可能性も指摘されています。




























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