「ギャンブルにのめり込む人」と親しいと、自分もリスクが高まる
ギャンブル依存症と診断される人もいれば、その一歩手前であるものの、生活に支障が出ている人もいます。
そのようにしてギャンブルにのめり込んでしまう人は、ギャンブルに時間やお金を使いすぎてしまい、仕事、家庭、人間関係、あるいは心の健康に問題を抱えてしまいます。
これまでの研究では、親がギャンブルにのめり込んでいる場合、子どもも将来的に同様の問題を抱えやすいことや、思春期における友人の影響が大きいことが知られてきました。
しかし、成人になってからの家族関係や友人関係が、ギャンブル行動にどのような影響を与えるのかについては、十分な検証が行われてきませんでした。
そこで研究チームは、「成人期においても、身近な人がギャンブルにのめり込んでいると、自分自身のリスクは高まるのか」「人とのつながりは、その影響を和らげる役割を果たすのか」という点に注目しました。
研究では、フィンランド本土に住む18歳から75歳までの成人1530人を対象に、2021年から2024年までの約3年半にわたり調査を実施しています。
調査は6か月ごとに計8回行われ、参加者自身のギャンブル行動、家族や友人にギャンブルにのめり込む人がいるかどうか、そして家族や友人との関係の質が繰り返し測定されました。
その結果、家族や友人にギャンブルにのめり込む人がいる場合、本人のギャンブル問題のリスクが全体として高いことが分かりました。
ただし、この影響の現れ方には、人間関係の種類による明確な違いが見られました。
その詳しい内容について、次項で確認しましょう。





























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