相手が心を許しているサイン5〜8
後半の4つは、相手があなたとの関係を「簡単には壊れないもの」と感じ始めたときに見られる変化です。
サイン5:ほかの人には話さないことを打ち明ける
信頼が深まるにつれて、会話の内容も変化します。
趣味や仕事の話だけでなく、子どものころの記憶、家族との複雑な関係、過去のつらい経験、後悔していること、将来の夢などを話すようになります。
中には、これまで誰にも話さず、「墓場まで持っていこう」と考えていた出来事を打ち明ける人もいるでしょう。
人が秘密を話せるのは、ただ口が軽くなったからではありません。
話した内容を笑われたり、否定されたり、後になって攻撃の材料として使われたりしないと信じているからです。
弱さを見せることが危険ではないと思えたとき、人は初めて深い話をできるようになります。
サイン6:衝突した後、関係を立て直そうとする
どれほど仲のよい関係でも、誤解や意見の衝突を完全に避けることはできません。
大切なのは、衝突が起きないことではなく、その後にどのような行動を取れるかです。
関係に安心感がない場合、ちょっとした口論でも「もう終わりかもしれない」と感じてしまいます。
一方、安定した関係では、相手は謝ったり、話を聞いたり、再びつながろうとしたりします。
一度の失敗や言い争いだけで、これまで築いてきた関係のすべてが失われるわけではないと理解しているからです。
相手が衝突後に逃げるのではなく、問題を一緒に解決しようとするなら、それは関係を修復できると信じているサインです。
サイン7:沈黙の時間が気まずくない
まだ十分に安心できていない相手との沈黙は、長く感じられます。
「何か話さなければ」「退屈だと思われているのではないか」と考え、無理に話題を探してしまいます。
しかし親密な関係では、常に会話や楽しさを提供する必要はありません。
同じ部屋で別々の本を読んだり、黙ったまま車に乗ったり、ソファの両端でそれぞれ好きなことをしたりできます。
何も話していない時間にも、関係が続いていると感じられるからです。
沈黙を埋める責任を感じず、ただ一緒にいられることは、強い安心感の表れです。
サイン8:素の自分を見せるようになる
最も大きなサインは、相手があなたの前で、だんだん本来の自分に戻っていくことです。
あなたに好かれそうな人間を演じるのではなく、自分の意見や興味、独特な癖、少し変わったユーモアなどを隠さなくなります。
笑い方が自然になり、冗談を言ったり、ふざけたりすることも増えていきます。
「こんなことを言ったら面倒な人だと思われるかもしれない」「自分を出しすぎたら嫌われるかもしれない」という不安が弱まっているのです。
心を許すとは、相手に合わせて自分を小さくすることではありません。
相手のそばにいることで、本来持っていた自分らしさを安心して広げられるようになることです。
心を許すとは、防御を少しずつ手放すこと
相手が心を許しているかどうかは、秘密を話した回数や、一緒に過ごした時間だけでは判断できません。
弱い部分を見せられること、意見の違いを隠さないこと、助けを求められること、沈黙を恐れないことなど、日常の小さな変化にこそ信頼は現れます。
ただし、今回紹介した行動のどれか一つが見られたからといって、必ずしも深い信頼関係が完成しているとは限りません。
人によって性格や育った環境、感情の表し方は異なるからです。
それでも、相手が以前よりも自然体になり、失敗や衝突を過度に恐れなくなっているなら、あなたとの関係を安全な場所だと感じ始めている可能性があります。
ありのままの姿を見せても関係が壊れないと思えることは、人間関係の中で得られる大きな安心の一つなのです。






























