鳴き声の「掛け合い」は、ほとんど調べられていなかった

答えは、まだ出ていない。
規則的な鳴き方が繁殖の行動や縄張りの維持にどう関わるのかは、さらに検証が必要だと研究チームは述べています。
相手の声を覆い隠す効果(マスキング)があるのかも含めて、この鳴き方の役目は今後の課題です。
セミ1匹の鳴き方は多くの種で数値化されてきましたが、2匹以上の声のやりとりが調べられた種は、ごくわずかでした。
研究チームが調べたのは、この2種類の声を使い分けるオス同士の、音でのやりとりです。
今回見つかったのは、その数少ない例に加わる、新しい型の整った合唱の構造です。
夏の夕方に耳へ入る「オーシンツクツク」と「ジューッ」は、ただの騒音ではなく、決まった間合いで交わされる掛け合いでした。
相づちの上手なオスがモテるのかどうかは、まだ誰にも分かりません。
























