グルコサミンを飲んでいた人は、その後どうなっていたのか?

年齢や性別、人口統計的な要因を考慮して分析したところ、軽度認知障害の人では、グルコサミンの使用が、認知症へ進む可能性が25%高いことと結びついていました。
つまり認知症の一歩手前にいる人の中では、グルコサミンを使っていた人のほうが認知症へ進みやすい傾向にあったのです。
さらに、すでにADRDと診断されていた人では、グルコサミンの使用が、一定期間内に亡くなるリスクが25%高いことと関連していました。
一方で、この死亡リスクとの関連は、軽度認知障害のグループでは見られませんでした。
研究チームはこの違いについて、すでに認知症を発症している段階では、グルコサミンの影響がより強く出る可能性を示していると見ています。
サン博士は「こうした人の多くが、病気の進行を悪化させているかもしれない市販のサプリを積極的に飲んでいます」と述べています。
ただし、この結果は「グルコサミンが認知症の進行を引き起こす」ことを示したものではありません。
健康記録を振り返る観察研究でわかるのは関連までで、サプリを飲む人と飲まない人の間にある別の違いが結果に影響している可能性もあるからです。
共著者のマット・ジェントリー博士も「電子カルテのデータは非常に刺激的です。関連であって因果の証明ではありませんが、今後もっと注目されるべき重要な臨床上の問いを投げかけています」と話しています。
では、関節のためのサプリと脳の病気をつなぐものは、いったい何なのでしょうか。





















