認知症の一歩手前「軽度認知障害」とサプリ

アルツハイマー病は、認知機能が少しずつ衰えていく深刻な神経変性の病気です。
研究を率いたラモン・サン博士によると、アメリカだけでもアルツハイマー病の人は約700万人おり、レビー小体型認知症や前頭側頭型認知症など関連する認知症の人がさらに数百万人います。
この病気では代謝の乱れが広く見られますが、それが病気の成り立ちにどう関わるのかは、まだ十分に調べられていませんでした。
また、認知症の手前には「軽度認知障害(MCI)」と呼ばれる段階があります。
これは、記憶や思考の問題が普通の老化で予想されるより大きいものの、日常生活には必ずしも大きな支障が出ていない状態のことです。
研究チームはイー・グオ博士やジャン・ビアン博士と協力し、UFヘルス(フロリダ大学の医療機関)の健康記録をAIで分析しました。使ったのは2012年から2024年に集められた記録で、個人を特定できないよう処理されています。
対象は、アルツハイマー病と関連する認知症(ADRD)、または軽度認知障害と診断された患者です。
どちらのグループでも患者の8%がグルコサミンを使っていると申告しており、その数はADRDで1,896人、軽度認知障害で2,750人でした。
年齢や性別などの要因を考慮したうえで、グルコサミンを使う人と使わない人を比べると、どんな違いが見えてきたのでしょうか。





















