室内で飼う派vs外に出す派
研究チームは、スペイン、カナダ、オーストラリア、ブラジル、オランダを含む十数ヶ国から集めた「ネコに感染する病原体19種」を詳しく調査しました。
その結果、ネコに寄生する害虫のほとんどが、人間にも悪影響を及ぼすものであることが判明。
とくに「猫回虫」は、トキソプラズマ症を引き起こす原因でもあり、かなり危険です。
トキソプラズマ症は、悪化すると脳炎や神経系障害を起こします。
さらに、妊娠中の女性が感染すると、胎児が先天性トキソプラズマ症を発症してしまう恐れがあるのです。
トキソプラズマ症に感染するとリスクの高い行動をとりがちになり、人間を起業させてしまうとまで言われています。
近年では、世界各地でネコの散歩も浸透し始めており、ネコが外出する機会もますます増えるでしょう。
やはりネコは屋内で飼った方が安全かも…
本記事は、2019年4月18日に掲載した記事を再編集したものです。