Best1.15日(土)、16日(日):明け方の空に金星と細い三日月が並ぶ
現在、「明けの明星」として日の出前に東の空に見える金星ですが、8月13日にもっとも高度が高くなって観測しやすくなる「西方最大離角」を迎えます。
15日(土)は三日月の下に金星がありますが、16日(日)はより細くなった三日月の斜め上に金星があり、トルコの国旗やアクセサリーのデザインのようで、いっそう幻想的な姿が楽しめそうですね。
それに、月も金星も明るい天体なので、少々明るくなっても撮影は可能。マジックアワーの中に浮かび上がる街の風景とともに、素晴らしい写真が撮れるかもしれませんよ。
1位にした理由
Good!:金星と月の接近の中でも美しい、細い三日月の斜め上に金星が見られるため。また、内惑星は低い位置にあって建物の影に隠れがちだが、高度20度以上と十分に高さがある。それに、早朝だが休日なので観測しやすそう。
Bad!:早起きは夜更かしよりも苦手な人が多いかも。
以上、今月の星の見どころベスト3【2020年8月】でした。