磁石とワイヤーで宙に浮く「テンセグリティテーブル」
テンセグリティは、物理法則を無視して浮いているかのように見えます。
しかし実は、ひもやチェーンが材料を絶妙なバランスで引っ張り合うことで成立しています。
むしろ張力や重力などの「物理法則を利用した芸術」だと言えるのですね。
こうしたテンセグリティ製品の中には、「物を置けるテーブル」として機能するものもあります。
そして最近、Kontax Engineering社は従来のテンセグリティテーブルに「磁力」を追加した新しい製品を発明しました。
2つの磁石を中心とした点対称のオブジェクトであり、3本の細いワイヤーで結ばれています。
一見すると、重力の作用で上部が落ちてしまいそうですが、なぜかバランスを保てています。
しかもこれは「テーブル」なので、上部プレートに物を置くこともできるのだとか。
では、この新しいテンセグリティテーブルは、いったいどのように機能しているのでしょうか?