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Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
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翡翠色の美しい「新種ヘビ」、カンボジア洞窟で発見か

2026.03.25 12:00:04 Wednesday

カンボジア西部の未踏の洞窟で、まるで宝石のような翡翠色に輝く新種候補のヘビが見つかりました。

この発見は、自然保護団体「Fauna & Flora Cambodia」が主導したカルスト生態系の調査によるものです。

調査は2023年末から2025年にかけて行われ、これまでに少なくともヘビやヤモリを含む7種の新種が確認されています。

中でも注目を集めているのが、青と緑が混ざり合う美しい体色を持つクサリヘビの仲間です。

今回の発見は、まだ私たちが知らない生命の世界が、足元の地下に広がっていることを改めて示しています。

Spectacularly Beautiful New Species Of Pit Viper Discovered Among Host Of Creatures In Cambodian Cave Ecosystem https://www.iflscience.com/spectacularly-beautiful-new-species-of-pit-viper-discovered-among-host-of-creatures-in-cambodian-cave-ecosystem-82956 Karst Biodiversity Report https://www.fauna-flora.org/publications/karst-biodiversity-report/

未踏のカルスト地形が生んだ「隠れた生物の宝庫」

【実際に見つかった翡翠色のヘビ画像がこちら

今回の調査が行われたのは、カンボジアのバタンバン州やストゥントレン州に広がるカルスト地形です。

カルストとは、石灰岩が長い年月をかけて溶けることで形成される地形で、洞窟や地下河川が発達することで知られています。

このような環境では、生物が外部と隔離されやすく、小さな範囲ごとに独自の進化が進みます。

その結果、世界のどこにも存在しない固有種が生まれやすいのです。

実際、今回の調査ではクサリヘビのほかにも、新種のヤモリ3種、ヤスデ2種、微小な巻貝2種が確認されました。

さらに別のヤモリやヘビも見つかっており、現在、新種として正式に認められるための手続きが進められています。

また、カメラトラップによる調査では、スンダセンザンコウやインドシナシルバーラングールといった絶滅危惧種の存在も確認されました。

これらの結果は、この地域が単なる未開地ではなく、生物多様性の重要な拠点であることを示しています。

ただし調査は乾季に限定されていた地域もあり、研究者たちは「まだ発見されていない種が数多く残されている可能性が高い」と指摘しています。

次ページ美しさの裏にある「消えゆく前の発見」という現実

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